近年の下水道管路設計は、新たに埋設する管路の設計と、劣化が進んでいる既存管路の改築更新、補修設計に大別されてきております。新たに埋設する管路の設計では、交通量が多く、住宅、商店、工場等が過密化した中で、ガス管、水道管、電力ケーブル、通信ケーブル等の既存地下埋設物が輻輳している道路下への設計のケースが多く、設計に際し、施工環境、交通障害、土質条件、経済性等を十分に検討した上で、最適な施工方法の提案いたします。また、既存管路の設計にあたっては、既設管の劣化状況を十分に調査した上で、既存管路を活用するか、または新たな管路を計画するかの評価を行い、適切な工法の提案をさせていただきます。
【キーワード】
管路施設,管路更生工法,既設管調査